こんばんは!
ハウスとは何か、どうしたら好きになってくれるのか、というお話をしています☺️
ここで言う「ハウス」とは持ち運びができるクレートのことを指します。
よく人はこんな狭いところに閉じ込めるのは可哀想という発想になってしまいます。人間目線で考えると嫌な気持ちになるかもしれません💦
確かに1日8時間の留守番をずっとこのクレートに入れるのは問題があります。排泄も出来ない、水も飲めないでは命の危険があります。クレートで休ませても定期的に出して排泄や適度な遊び運動は必要です。
クレートは車移動の安全確保や家以外でも場所でも安心できる場所としても活用できます。
ただクレート入ることに慣れていないと逆に恐怖心を生むことになるので、その為にクレートとはどういうものなのかということを犬に伝えるトレーニングと人の指示でクレートに入るトレーニングを方法をお伝えしました。
今日はいよいよ、声の指示だけでクレートに入れるようにトレーニングします。
新しいことを教えるとき、基本的には同じ手順で進みます。
①シグナルを覚えてもらう
②言葉の後にシグナルを出し、言葉とシグナルを関連付ける
③言葉のみの指示にする
大まかに分けるとこのようになります。
言葉を付けるときは②のステップが8割以上できるようになってからです。ここがまだあやふやなまま③に進んでしまうと、シグナルも言葉も曖昧になってしまいます。何回も何回も繰り返しトレーニングが必要ですし、1回できるようになったことでも日常の中で使わないと出来なくなります。
「ハウス」の言葉を付けますが、これも初めはクレート近くから行うようにして下さい。犬とアイコンタクトをとり、「ハウス」と言ってクレートを見ます。すると犬は「これかなぁ?」という感じで入ります。まだこの段階でも犬の中では「ハウス」の音がクレートに入ることだとは確信は持てていません。なので出来たり出来なかったりすることがあると思います。
犬の意識が人やクレートあるときは再度指示は繰り返さず、少し待ちます。犬に考える時間を与えます。意識がそれてしまったらもう一度「ハウス」と声に出し、今度はクレートを指差します。②に1回戻ります。そこで成功したら、次はまた言葉のみで行います😌
近くができるようになると、立ったり距離を少し離れたりしながらレベルを上げていきます。
ポイントとしては、クレートに入ったらフセをさせます。そしてご褒美をあげ、「よし」の合図で出します。
クレートに入ってもすぐ出てきてしまう癖がつくと、次に行う「クレート待機」トレーニングに繋がりにくくなるので、今の段階からクレートに入ったら解除の合図があるまで出られないということを教えておきましょう!