食べムラ②

昨日、食べムラの対策のお話をしました。

ポイントは食事は人がコントロールすることです。まず、時間を決めて同じ時間同じ量のフードを与えます。そして出している時間も決めます。

朝8時と夕方5時に30グラムを出し5分で片付ける

と決めたら毎回その通りに行います。

犬に教えたいことは出されたものを出された時間に食べないとご飯はない、ということです。

このように話すと少し犬が可哀想だと思う方もいるかもしれません。しかし、犬は人と生活する上で人側に合わさないといけないことばかりです。吠えたらダメ、噛んでもダメ、部屋で走ったらダメなど、犬にとっては普通の行動が人と生活することでかなり制限されます。ご飯や散歩の時間も人のライフスタイルに合わせてもらわなければいけません。食事は犬の健康に直接左右するものです。毎日同じ量をきちんと食べることはとても大切なことです。

トッピングをしないと食べない犬の場合、お腹が空いていても好物のトッピングが入るまで食べるのを我慢します。そして、このトッピングは飽きてしまうことが多いんです。そのトッピングでは食べなくなるときがきます。そしてまた別のものを乗せるようになったり、フードを替えたりします。これが繰り返されていきます。そうなると飼い主様は大変です。食べなくなる度に悩むようになります。

そして、食べないからといってずっと出しっぱなしにしていると少しお腹が空いて少し食べて、また1時間後に少し食べるなど1日をかけてダラダラ食べるようになってしまいます。すると1日で必要な量を摂取しにくくなってしまいます。

日々のトレーニングや遊ぶとき休憩するときのONと OFFの切り替えが大切なように、食事にもメリハリが大切です。犬の健康の為にもご飯は出されたときに出された量を食べるということが大切です☺️

また、今まで食べていたけど急に食べなくなったという場合、歯やお腹が痛いなど体調不良も考えられます。環境や季節が変わることへのストレスであることもあります。動物病院を受診してみて下さい😌