甘噛み

こんばんは!

噛むことについてお困りのことはありませんか?

お悩み相談で1.2位を争うのが「噛み」の問題なんです。犬の噛むという行動はごく自然な行動です。兄弟間や親子間で噛む加減を学んでいきますが、犬にとっては噛む行動がコミュニケーションの一つになっています😉

パピーの頃の人への噛みは多いのではないかと思います。甘噛みですね。パピーは人の手足や家具など、噛んでほしくないものを噛みたがります😅歯の生え替わりでムズムズすることもあるし、動く人の手や足が面白く狩猟本能が刺激されることもあります。また、人間の赤ちゃんと同じで口に入れて確認することもあります。

甘噛みは成長するにつれて減っていくことがほとんどです。しかしその期間中、間違った対応で噛むことが良いことだ、楽しいことだ、と犬が認識すると「噛む」行動はどんどん増えていきます。顎や歯も成長しどんどん力も強くなっていきます。そうなる前にきちんと犬には人に歯を当ててはいけないことを教えましょう!✨

まずは、欲求が満たられているかの確認をして下さい。噛みたい欲求が犬にはあります。噛んで遊ぶおもちゃを渡し欲求を満たしてあげます。

次に発散です。パピーはエネルギーがあり余っています。ロープやボールでの遊び、散歩、知育玩具、ノーズワークなど心身共にストレス発散できるようにします。このとき、手では遊ばないようにして下さい。よく手を噛まれて困っている飼い主様の中に、犬の目の前で手を素早く動かし犬を興奮させているのを見かけます。これは犬に「手はおもちゃだょ!遊んでいいょ。噛んでいいょ。」と言っているのと同じことになります。遊ぶ時は必ずおもちゃを使い、手を噛まれにくい距離のとれるロープがオススメです。

「噛む」行動の原因に欲求不満やストレスが隠れていることが多く、これが解決されないままトレーニングを行っても上手くいかないことがあります。まずは上の2点を見直してみて下さい。

そして、トレーニングです。犬に人を噛んではいけないことを正しく伝えるには行動で示すことが1番です。声を荒げたり体罰を与えてもなかなか上手く伝わりません💦

おもちゃで遊んでいて手を噛んできたら遊びをやめます。おもちゃを取りに来るようならおもちゃを持って部屋を出ます。10〜30秒程して戻り遊びを再開します。

おもちゃで遊んでいると興奮状態なので、人に歯が当たっているをわかっていない犬がいます。なので初めはなんで遊びが中断されたのかわかりません。しかし、根気強く続けているとなんとなくわかってきます。そして、歯が当たらないよう注意するようになります。歯を当てなければずっと遊んでもらえる経験を積むと「人を噛む」という行動は減ってきます。

噛むと遊ばないよ、出て行くよ、無視するよ、と常に行動を統一すると伝わりやすくなります😊

成犬になる前に教えてあげて下さい💓