拾い食い

散歩中の拾い食いに困っている飼い主様は多いのではないでしょうか?散歩のお悩みで多いのが引っ張り、吠え、拾い食いです。

拾い食いは何でしてしまうのか、まずは考えてみたいと思います。

①お腹が空いてるから

②何なのか確かめている

③興奮している

④恐怖、不安

⑤癖になっている

などがあるかなと思います。

よく飼い主様から「ご飯ちゃんとあげているのに」という声を聞きます。お腹が空いていなくても拾い食いはしてしまうんですよね🐶💦

③と④はあまりピンとこないかもしれませんが、人間も緊張したり不安なとき何かをしていないと落ち着かないということがあると思います。音楽を聞いたり何かを食べたり、気分転換に散歩したり…気を紛らわすためにすることありますよね?

犬にとって散歩は楽しみなのと同時に少し不安や緊張もあって興奮しやすい環境なんです。私もそうでしたが、初めて犬を飼う方は犬は無条件で散歩が好きだと思っている人も多いと思います。しかし、室内で飼うことが多くなった今は外の様々な刺激に敏感になり怖がりになってしまう犬も多くなりました。

例えば、広さです。外で飼われている犬は外の広さに慣れていますが、1日の大半を家の中で過ごす室内犬は外に出るとまずその広さに驚いてしまいます。犬は元々は狭い所を好む習性があります。お家の中でフリーにすることが幸せだと思ってしまいますが、犬の性格によっては逆にストレスになってしまうこともあります。犬は人より体が小さく目線も低いので、人が見えて把握できるほど犬は環境に慣れることを得意としません。外のあらゆる音が何なのか理解できず、怖いと感じやすくなります。車、バイク、工事、救急車、人、人の声、子供、子供の声、風、雷、雨の音などたくさんの刺激があります。

こうした不安や恐怖から興奮してしまい拾い食いに繋がっているケースがあるのではないかと思います。

明日、拾い食いの対策についてお話ししたいと思います☺️